「どうか聞いてください。僕は嘘つきです――。」
少年は、告白した。「自分が嘘をつくとそれは現実になる」と。
玲利は嘘をつくと現実にできる能力を持つが、嘘しか言えない少年。
あるとき、ともにディティクティ部という探偵オタクな部活に所属している親友が無茶苦茶なことを言い出した。
「実際の事件を解決してみようぜ。お前の能力を貸してくれよ」
乗り気のしない玲利だったが、美少女が依頼してきたのをきっかけに、ツンデレ口調探偵として事件に乗り出すことになる。
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